インプラスとプラマードUの違いを徹底比較!選び方のコツ
インプラスとプラマードUの違いを徹底比較!選び方のコツ
京都府城陽市の窓リフォーム専門店「eマドスマイル」の武智です。
省エネリフォーム歴25年・LIXIL認定の“窓マイスター”として、
地域のみなさまの暮らしをより快適にするお手伝いをしています。
住まいの断熱性や防音性を高める内窓リフォームで人気の、
LIXILのインプラスとYKK APのプラマードU。
どちらも有名な製品ですが、いざ選ぶとなると、性能の比較や価格の違いが分からず、
どっちにすべきか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
特に、断熱に重要な気密性や、静かな暮らしに欠かせない防音効果にどれほどの差があるのかは、
重要な判断基準となります。
この記事では、インプラスとプラマードUの基本的な性能から、
価格、独自機能、デザインの違いまでを多角的に比較し、あなたの目的に最適な内窓選びをサポートします。
- インプラスとプラマードUの性能や価格の基本的な違い
- それぞれの独自機能やカラー、オプションの比較
- 設置場所や目的に合わせた最適な選び方のポイント
- 後悔しないために最も重要な施工業者の見極め方
インプラスとプラマードUの性能を徹底比較
インプラスとプラマードUの性能を徹底比較
- 性能の比較と大きな違いは?
- 気になる価格はどちらが安い?
- 防音性能に差はあるのか
- 断熱に影響する気密性の違い
- カラーバリエーションの違い
- 取り付けに必要な窓枠の奥行き
性能の比較と大きな違いは?
結論から言うと、インプラスとプラマードUの基本的な断熱性能や気密性能に、
体感できるほどの大きな差はありません。
どちらも日本の工業規格(JIS)において、断熱性はH-5等級、気密性はA-4等級という高い評価を得ています。
性能の大部分は、既存の窓との間に生まれる「空気層」と、はめ込む「ガラスの種類」によって決まるため、
製品本体(サッシ)による性能差はごくわずかです。
しかし、製品の構造には明確な違いが一つあります。
それは、樹脂サッシの内部にある補強材(骨材)の材質です。
| 製品名 | 補強材の材質 | 特徴 |
|---|---|---|
| LIXIL インプラス | スチール(鉄) | アルミに比べて強度が高いため、部材を薄くでき、熱の伝わりが少ないとされています。 |
| YKK AP プラマードU | アルミ | スチールより強度が劣る分、部材に厚みが必要ですが、万が一内部結露が発生しても錆びにくいというメリットがあります。 |
理論上は、金属部分が薄いインプラスの方がわずかに熱を伝えにくいと考えられます。
ただ、これも実生活でその差を体感できるレベルではなく、あくまで構造上の違いと捉えておくと良いでしょう。
ポイント
基本的な断熱・気密性能は同等レベルです。
構造的な違いは内部の補強材にあり、インプラスはスチール、プラマードUはアルミが使われています。
気になる価格はどちらが安い?
価格を比較する際、多くの方がカタログの定価を参考にしますが、内窓の価格は少し複雑です。
実際には、製品代と工事費を合わせた最終的な見積もり金額で比較することが重要になります。
一般的に、製品の定価はプラマードUの方がインプラスよりも高く設定されている傾向があります。
しかし、施工業者の仕入れルートや割引率によって、実際の販売価格は大きく変動します。
リクシル系列の業者ならインプラスが、YKK AP系列の業者ならプラマードUが安くなることが多く、
最終的には両者の価格差はほとんどなくなるケースがほとんどです。
注意点
「50%オフ!」といった高い割引率だけを見て業者を決めるのは避けるべきです。
もともとの価格設定が高かったり、必要な経費が別途計上されていたりする可能性があります。
複数の業者から相見積もりを取り、総額で比較検討することをおすすめします。
むしろ価格を左右するのは、サッシ本体よりも組み合わせるガラスの種類です。
単板ガラス、複層ガラス(ペアガラス)、Low-E複層ガラス、真空ガラスなど、
ガラスのグレードによって価格は数万円単位で変わってきます。
防音性能に差はあるのか
防音性能についても、インプラスとプラマードUのサッシ本体による性能差はほとんどありません。
どちらもJISの遮音性能等級でT-4等級(組み合わせるガラスによる)を取得可能であり、
交通量の多い道路沿いの騒音を静かな図書館レベルまで低減する効果が期待できます。
内窓の防音効果を最大限に引き出すために重要なのは、サッシの性能よりも以下の2点です。
ガラスの選択
防音目的であれば、異なる厚みのガラスを組み合わせた「異厚複層ガラス」や、
防音特殊フィルムを挟んだ「合わせガラス」が効果的です。
特に8mm以上の厚いガラスや、防音合わせガラスを選択することが、静かな室内環境を実現する鍵となります。
施工の精度
どれだけ高性能な内窓を選んでも、設置時に隙間ができてしまっては音漏れの原因になります。
窓枠の歪みを正確に採寸し、隙間なくきっちりと取り付けてくれる、経験豊富な専門業者に依頼することが非常に重要です。
内窓の防音効果は、サッシの製品差よりも「どんなガラスを選ぶか」と「誰が取り付けるか」で決まると言っても過言ではありません。
防音対策を重視するなら、ガラスの種類と施工品質にこだわりましょう。
断熱に影響する気密性の違い
家の断熱性を高める上で、隙間風を防ぐ「気密性」は非常に重要な要素です。
インプラス、プラマードUともに、気密性能はJIS規格で最も高いA-4等級を取得しています。
これは「一定の圧力がかかった状態で、1時間に窓面積1㎡あたり2㎥以下の空気しか出入りしない」という基準です。
両製品ともこの高い基準をクリアしているため、気密性においても製品による優劣はほぼないと考えて問題ありません。
内窓の断熱効果は、既存の窓と新しく設置する内窓の間に生まれる「空気層」が大きな役割を果たします。
この空気層が熱の移動を防ぐ「断熱材」の役割を果たすため、内窓を設置することで外の冷気や熱気が室内に伝わりにくくなります。
インプラスもプラマードUも、この空気層をしっかりと作ることができるため、同等の高い断熱効果を発揮するのです。
カラーバリエーションの違い
お部屋のインテリアに合わせる上で、サッシの色は重要な選択肢です。
インプラス、プラマードUともに6色のカラーバリエーションが用意されており、
木目調からシンプルな単色まで選べます。
| LIXIL インプラス | YKK AP プラマードU | |
|---|---|---|
| カラー数 | 全6色 | 全6色 |
| 木目調 | キャラメルウッド ニュートラルウッド ライトウッド |
ダークブラウン ミディアムオーク 木目ナチュラル 木目クリア |
| 単色 | ショコラーデ ホワイト ライトグレー |
グレイ ホワイト |
取り付けに必要な窓枠の奥行き
内窓は既存の窓の内側にある木枠部分に取り付けます。
この木枠の奥行きが、製品を設置できるかどうかの判断基準となります。
必要な窓枠の奥行き寸法(引違い窓の場合)
- LIXIL インプラス: 70mm以上
- YKK AP プラマードU: 73mm以上
インプラスの方がわずかにスリムな設計になっています。
もし窓枠の奥行きが足りない場合は、「ふかし枠」というオプション部材を使って、壁から枠を延長して設置することが可能です。
築年数の古い住宅など、窓枠の奥行きが十分にない場合でも、
この「ふかし枠」を使えばほとんどのケースで設置できます。
見積もり時に業者に採寸してもらい、自宅の窓に設置可能か、また「ふかし枠」が必要かどうかを確認しましょう。
インプラスとプラマードU選び方のポイント
インプラスとプラマードU選び方のポイント
- 汚れにくさで選ぶならインプラス
- 鍵の仕様で選ぶならプラマードU
- 和室用ガラスと格子の種類
- 結局どっちを選べば良いのか
汚れにくさで選ぶならインプラス
毎日のお手入れの手間を少しでも減らしたい、という方にはインプラスがおすすめです。
インプラスの樹脂サッシには、「ダストバリア」という独自の機能が標準で備わっています。
樹脂は静電気を帯びやすく、ホコリを引き寄せてしまいがちです。
ダストバリアは、静電気の発生を抑える特殊な素材を樹脂に練り込むことで、
ホコリの付着を大幅に軽減します。
これにより、サッシの汚れが付きにくく、掃除の手間が省けるというメリットがあります。
一方、プラマードUにはこのダストバリア機能はありません。
特に白いサッシは汚れが目立ちやすいため、掃除のしやすさを重視するなら、
インプラスに軍配が上がると言えるでしょう。
鍵の仕様で選ぶならプラマードU
窓の操作性や見た目のスッキリさを重視するなら、プラマードUが魅力的な選択肢を提供しています。
プラマードUには、オプションで「戸先錠(とさきじょう)」を選ぶことができます。
これは、一般的な内窓の中央にある回転式のクレセント錠とは異なり、
窓の端(戸先)に設置される錠のことです。
窓を閉める動作と連動して施錠ができるため、「鍵のかけ忘れ」を防ぐことができます。
また、中央にクレセント錠がなくなることで、窓全体の見た目が非常にスッキリするというデザイン上のメリットもあります。
注意点
戸先錠は、2枚建ての引違い窓のみに設定可能なオプションです。
3枚建て以上の窓や、浴室仕様の窓などには取り付けられないため、
採用したい場合は設置場所に条件がある点に注意してください。
和室用ガラスと格子の種類
和室の雰囲気を壊さずに内窓を設置したい場合、
障子のような見た目の「和紙調ガラス」と「組子(格子)」の組み合わせが人気です。
この和室仕様においても、両製品には違いがあります。
| LIXIL インプラス | YKK AP プラマードU | |
|---|---|---|
| 和紙調ガラス | 単板・複層ともに選択可能 | 単板のみ(複層は「すり板ガラス」) |
| 組子デザイン | 1種類(荒間格子) | 2種類(荒間格子、横繁吹寄格子) |
複層ガラスでも和紙の質感を重視したい場合はインプラスが適しています。
一方、プラマードUは複層ガラスだと和紙調ではなく「すり板ガラス」という少し透け感のあるガラスになります。
また、組子(格子)のデザインにこだわりたい場合は、
2種類から選べるプラマードUの方が選択肢が広いです。
和室の設えに合わせて、より細かくデザインを選びたい方にはプラマードUが向いているでしょう。
結局どっちを選べば良いのか
これまで見てきたように、インプラスとプラマードUは基本性能が同等であるため、
どちらを選んでも断熱や防音といった内窓としての基本的な効果は十分に得られます。
そのため、最終的な選択は、これまでご紹介した細かな仕様の違いや、デザインの好みで決めるのが良いでしょう。
選択のポイントをまとめると、以下のようになります。
こんな人にはこの製品がおすすめ
- インプラスがおすすめな人
- サッシのホコリ汚れが気になる、掃除の手間を減らしたい人(ダストバリア機能)
- 和室に複層ガラスを入れつつ、和紙の風合いを大切にしたい人
- 窓枠の奥行きが70mm~73mmと微妙な人
- プラマードUがおすすめな人
- 窓の見た目をスッキリさせたい、鍵のかけ忘れを防ぎたい人(戸先錠)
- 純白に近い真っ白な窓枠を希望する人
- 和室の組子(格子)のデザインにこだわりたい人
これらのポイントを踏まえ、ご自身のライフスタイルやインテリアに合った製品を選ぶことが、満足度の高いリフォームにつながります。
インプラスとプラマードUは業者選びが重要
インプラスとプラマードUは業者選びが重要
この記事ではインプラスとプラマードUの違いを比較してきましたが、
最もお伝えしたいのは、内窓リフォームの成功は製品選び以上に、「施工業者選び」が重要であるという点です。
- インプラスとプラマードUの基本性能(断熱・気密・防音)に大きな差はない
- 価格も最終的には施工業者によって異なり、製品による価格差は小さい傾向
- どちらを選ぶかは独自機能やデザインの好みで決めるのが合理的
- インプラスの強みはホコリが付きにくい「ダストバリア」機能
- プラマードUの強みは見た目がスッキリする「戸先錠」オプション
- サッシの「ホワイト」の色味はプラマードUの方が純白に近い
- 和室仕様ではガラスや組子(格子)の種類に違いがある
- 内窓の効果を最大限に引き出すには、ミリ単位の正確な採寸が不可欠
- 窓枠の歪みや傾きを考慮した上での精密な取り付け技術が求められる
- 高い割引率だけをアピールする業者には注意が必要
- 価格の内訳が明確で、丁寧な現地調査をしてくれる業者を選ぶべき
- 施工実績が豊富で、製品知識のある担当者がいると安心できる
- 複数の業者から相見積もりを取り、価格と提案内容を総合的に判断することが大切
- 結局のところ、製品の性能を100%引き出せるかどうかは施工品質にかかっている
- 自分たちの希望をしっかりとヒアリングし、最適なガラスや製品を提案してくれる業者を見つけることが成功の鍵
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